「涙の理由」

涙の理由

涙の理由

返却日が迫っていて急いで読んでしまって、「こりゃ読んだ意味ないわー理解できてないわー」って思いながら最終頁目指してみたけど、こんなのもったいないけどまー記録する。
茂木さんと重松さんの対談。茂木さんが当時授業をもっていた東京藝大での講義に重松さんが参加している回はわかりやすかった。
特に面白いと思ったのが、音楽や絵画をみて流す涙、というか「ドーン」とくる感じと、小説を読んで流す涙と感じるそれは違うんじゃないかっていう話。
私はすぐうるっとくる方で、その涙は100%自己陶酔という確信があり、全く自分の涙を信用していない。あと、女の人の方が、男の人より泣くことが多い(もしくは人前で涙を流せるというか)と思っているんだけど、それは文化的なものも理由にあると思うけど、別に思うこともあって、それは女の人は、欲望の総量が大きいと思う。「悲劇のヒロイン」って言葉とか、あとなんか、私のブログなんてほんっとそうで、女の人のブログによく見られる、なんかポエティックなの。なんというか、みーんな、いーっぱいほしい。感動とか。ほんと、演出する。って、それおまえだけだろー!って怒られるかな。