ドナドナ不要論//舞城王太郎

群像 2010年 08月号 [雑誌]

群像 2010年 08月号 [雑誌]

「(...)人間屁理屈こねて水掛け論に持ち込んだり訳の判んないこと言ってとにかくこっちを責め立ててケムに巻いたりはぐらかしたりって、やろうと思ったら凄いんだよ?論理の矛盾とかダブルスタンダードを恥ずかしいと思わないんだから。恥を知らない人間に言葉で立ち向かおうとしたって無理だよ。」
何それ怖い......。想像しただけで途方に暮れる。同時にそうか、と思う。恥さえ知らなかったら人間は無敵だし、恥こそが人間の全ての弱みの根源なのだ。
(...)恥を知らない方の勝ちで知ってる方の負けってことは、子隠しなんかできる時点で犯人の勝ちってことだろう。

どうして人はわざわざかなしい思いをするのか。

あああああああああー
全然感想らしきこと書けないけど、すごく興奮している!おもしろい!もだえる!