最近読んだ本

妻の超然 (新潮文庫)

妻の超然 (新潮文庫)

久しぶりの絲山作品。面白かった。
きみは赤ちゃん

きみは赤ちゃん

これも面白かった。妊娠から出産そして子育てまでの女(母親)のリアルな感情が書かれている。私が妊娠したら夫にも読んでもらおうと思っていたけど、地元の友達からの結婚&妊娠の報告があり、すぐこの本を安産お守りと一緒に送った。友達が今本が読める状況なのかわからないけど、でも、この本は友達のこれからのいろんな初体験で困ったときとかに、役に立つことがあるかもしれない。
出産前に胎児に障害があるかないかの検査する時のページが特に
興味深く、、、私ならどうするだろうか。
解縛: しんどい親から自由になる

解縛: しんどい親から自由になる

この本は小島さんと家族との話し。小島さんが言うように、同じ場所にいても人が違えば違ったとらえかたや物語があってる。これは小島さんから見た小島家族の物語。
だいたい内容は予想していた。小島さんの家族関係の話はラジオとか本で何度か聞いたり読んだことがあったから。でもこの本は予想してたより凄まじいものだった。
一番最初に衝撃的だったのは、小島さんの母親が、小島さんの姉を見て、小島さんにこう話す。「お姉ちゃんの目は豚の目にそっくりね」と。私は二人兄妹で、おにいちゃんには大事にしてもらったんだけど、もし兄じゃなくて姉だったら絶対違っていたんじゃないかと思う。兄弟に同性がいたら、私は確実に今の性格にはなっていなかったって、たまに考えることがあった。