[グッドバイ//toe]
どうせ うまく説明できないし 外にも行かず 黙っているよ
思っていたより複雑だった すでに知っている はじまりは死ぬまでを生きる事だろう
躁病がデフォルト 他人に夢中で寝る暇もない
上手く届かないんだ また次の不安か? 分裂と目隠し その先はないんだ

上半期よく聞いた音楽ベスト5!なんてものを書いたとしたら多分toeのこの曲が一番にくるはず。
グッドバイの歌詞も好きだ的なことを書いてからちょくちょく「グッドバイ toe 歌詞」で検索してこられる人がいて、あの、一部?載せてみました、、実際曲中ではほとんど歌ってないですが、なんでしょう、とても惹きつけられました。


昨日はバイト終わりに無性に17歳のカルテが見たくてたまらなくなる病にかかり、ツタヤに寄り道して帰宅後早速鑑賞。
この作品を初めて見たのは4,5年前。その時は「ふうん」という感じだった。それが急に昨日どーーしても見たくなるのだから不思議だ。そうさせるだけで「すごい映画じゃないか」なんて思うこのお粗末な脳みそ。 ほで、映画はとても興味深くて時には呻き泣きながら見ました。こんなにインタレスティングムービーだったっけ?って。
こうゆう時間差的なものは良くある。
なんだろ、熱いお湯に指をちょんとつけた時って、その瞬間は全く熱さを感じなくて、その後のほんとコンマ何秒かで「痛ててー!!!」てなりませんか?そんな感じの時間差。もう一つ言うと、あの、一番太陽が近くにいるのは5,6、月じゃないですか、その時が一番紫外線が強いとかなんとか。だけど体でアチーアチー感じるのって7,8月頃なわけで。そんな時間差です。わたしはそーゆー時間差で好きになった音楽や本や映画が結構ある。んあ、えーっとなんだこれわたし鈍い人なの☆って言いたいだけの文になったわ。

中流階級の17歳ガールが精神病と判断されて、親に無理に療養所的なところに送られる。
そこでの物語@60年代。
この映画を見て私はなんだか人を愛おしく感じました。愛おしくって言葉にすると恥ずかしいけど。単純なようで複雑で。
療養所のレッスンで、体を動かして「木」を表現するといったダンス?をしてる時の会話が好きです。かっこいいし、笑えた。
ダンスの先生 :「それが木なの?」
拒食症ガール:「低木よ 悪い?」

それから、ある少女が死んだ時にそれをずっと雨の中立ちすくみながら見つめるカウンセラー?の人の表情、そのシーンがとても印象深い。
異常か正常かなんて見る目線でグルグル変わる。
ドライな感じでさらりと物語が終わってしまった感もありました。
ウーピー・ゴールドバーグはいいですね。あとSPANにも出てた女の人も魅せてくれました。パーティーthe doorsが流れてたりも良し良し。関係ないけど荒川良々カロリーメイトのCM面白いよ!
あ、ほで、最後にこの映画を見つつリンクした作品が2つある。それはジャック・ニコルソンカッコーの巣の上でという映画と、松尾スズキクワイエットルームへようこそという本。どちらもメッセージとかなんだ、取り上げているものは似ていると思います。興味がある人はどうぞ召し上がってください。好きな作品です。クワイエットの方は映画化だそうで。わお!