夜11時、しょんぼりした声の兄ちゃんから電話。
「ひとみ〜来て〜」
「どうしたか?」
「お尻にオデキが出来た、潰しに来てぇ〜痛い〜」
「笑わすね、冗談でしょ?」
「まじ〜」

兄ちゃんは稀に尻に十円玉大のオデキが出来る。一緒に住んでた時はいつもソレを安全ピンでグッと刺して彼の痛がる声を聞いてゲラゲラ笑いながらプシューとオデキの中の物を出していた。懐かしい。馬鹿馬鹿しい。何でまた私がソレをするために車を片道30分走らせないといけないのか。本気でその電話をしてきた兄ちゃんも来月素敵なお嫁さんを貰います。


今日の夜は兄ちゃんの結婚式の幕開けの踊り「カギヤデ風」(沖縄独特のものかな?)の練習に従姉妹のみーこ(仮名です)と行ってきた。当初はプロの人に頼んでたらしいけど誰かの陰謀で私とみーこがやることに。誰かっつーかお嫁さんのお母さんが「ひとみちゃんにやらせた方がいいんじゃない?」と言ったとかなんとか。一度も会った事のないお嫁さんのお母さんからの発言にビビりつつ、兄ちゃんの結婚式だし張り切ってやることになったんだけど、ほんのちょっとなんか反抗したい気分になったので衣装の着物にすっっっっげい似合わないショートカットの髪型に髪を切ることにする!!!よく考えたら超無意味だけどな!!!!

でも何だかんだで一人だと見栄えがイマイチと言う理由で巻き込まれたみーこに申し訳がない。でも何だかんだで楽しい。二人でアフロヘアーで出ようと話し合い中。