キラキラのペラペラ2010.12.29で紹介された映画

さんかく 特別版(2枚組) [DVD]

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この映画を見るきっかけになったのは、去年末のTBSラジオキラキラの宇多さんのペラペラコーナー。を、空中キャンプさんがツイッタ―でRTしてて気になった。そのコーナーで宇多さんが「なぜ男は浮気をするのか」に対して、おそらく一般的に言われている男は下半身から動いている、、という説に対して、そうじゃないんです、と話している。その話しをこの映画とからめてて、興味津津で見たのだった。面白かった。ラジオで、宇多さんが言っていたのは、、

なぜ浮気するか。漢字三文字で説明できます。「可能性」です!男は可能性のある方に流れてしまうんです。

男は可能性を試してみたくっちゃうんだって。実態がない。マッチョイズムなんだけど、俺には可能性があるんだという気持ちがあって、それを試してみたくなったちゃうんだって。一発やったらさめちゃうっていうのは、女に飽きたからじゃなくて可能性を試しきったからだと。そこでノルウェイの森のに出てくるナガサワさんのセリフを引用していう。愛情もない面白くもないのにいろんな女を渡り歩くのはなぜか、という疑問に対してナガサワさんは、

可能性がまわりに満ちているときにそれをやりすごして通りすぎるというのは大変に難しいことなんだ。
自分に能力があって、それを発揮できる場があって、それをやりすごすことができるのか、

チャンネルが別で、好きチャンネルと可能性チャンネルがあるということをラジオで話していた。そいで映画みてほうほう、と。映画も最後まで飽きさせることなくラブコメかと思いきやホラーな展開もあり面白かった。あと、主人公の男の彼女がまたすごくて、面白くない女の見本みたいな人。そしてその彼女の妹が、猫的で楽しい女の見本みたい。楽しいというのは恋愛においての楽しさで、相手を不安にさせて可能性を感じさせてエロさがあるっていう勝手に私が思っただけのことだけど。でも最後の主人公のみじめさったらない。俺には可能性があって、相手も求めている、という勘違い。

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宇多さんとサンキュータツオさんおもしろいなぁ。なんでこんなに楽しいの。ふたりのおかげで楽しい時間が増えた。これから先もお供させていただきたい。二人に共通しているものを確かに感じているけどそれを表す言葉をルッキンフォーナウ。