書いて残しておきたいことだらけ。



4月27日に彼と一緒に実家へ帰った。
私たちはどこへ行っても幸せなことに、大歓迎してもらった。




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姪は、彼をニックネームで呼び、彼の車で一緒に空港まで行く事を姪の父であるおにいちゃんに自慢していた。そして私の両親は、「この子に長男の嫁なんて大丈夫かな」と言って笑っているし。おばあたちは、手料理を山盛り準備してくれていて、「孫を宜しくね。大事にしてね」と言ったり、彼のことを「新しい孫」と表現して、私にではなく彼にお祝儀袋を手渡して、「二人で何かおいしいものを食べて」と。92歳のおばあがきれいな一万円札を用意していた。おばあたちに会ってもらえたことは、本当に嬉しい。大好きなおばあたちがずっとずっと健康で長生きしてくれますように、神様。


最初は、父方のおばあと、母方のおばあに会ってもらう予定だったけど、父に、いつもひとみのことをきにかけてくれているから、と言われて私のおじいの兄妹のおばあたち二人にも会った。彼は四人のおばあに会ったことになる。「おばあにたくさん会った」と言って笑っていた。今にして思うことだけど、彼は私の想像以上に緊張していたと思う。でも彼はいつも笑顔でいてくれて、島のことも気に入ってくれた。来年の異動希望はみ やこで出そうかとか、駐在所もいいねなんて話していた。


それから地元のともだち二人にも会って、一緒にお酒を飲むことができた。ずっと会ってもらいたいと思っていたので、実現できてよかった。ともだちもいろんなことを彼に聞いていて、彼もともだちにいろんなことを聞いていた。後日ともだちにどうだったかと聞いたら、「想像していた感じの人だった。でもあんな素直な感じの人は珍しいと思う」と。それから彼女は、うんこ、みたいな変なニックネームで私のことを呼ぶんだけど、そう呼んでもいいか彼に許可をもらっていて、それを聞くともだちにも、許可した彼氏にも、どちらに対しても笑った。


一泊二日の旅で、ホテルに一泊したんだけど、全くの下世話な話しですが、二人でホテルの湯船に浸かっていたところのぼせてしまい、体がほてってぼーっとなっていたらどうしてかもぞもぞしてしまい、お風呂上がりあれがあれしてしまった。いつも私が嫌がることもあれしてしまった。あれは、彼がそれしている動きや表情はいいけど、そこまでいいものではないでした。

ちょこっと観光もして、両親に見送られて本とうに帰ってきた。



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私の実家への挨拶が終わってから、そこから急に話しが進み出して、彼がいろいろ考えていたことに驚きながら、他人事のようにぼーっと話を聞いている。
まず、彼が言うには、結婚式は11月か12月がいいだろう、彼の昇進試験が終わったら式場見学に行こう、式に職場の上司は最低限の人以外呼びたくないと思っていて、親戚と地元や高校時代の友達と仕事の同期生を呼びたい、とか話していた。
そして私にどうしたいかと聞いてきて、私がうーんとか言っていると彼が、「何でもいいよ。望みは全て叶えてあげる」と かっこいいことをおっしゃる。
嬉しいんだけど自分のプランが無さすぎてあーってなりながら、ちょこちょこ思っていたことを話した。まず、結婚式はあんまり大きいのはしたくない、なぜなら恥ずかしいながら貯金がそんなにないから。あと、チャペルでするのは嫌だ。アーメンとか讃美歌を歌ったりするのは自分の場合はギャグみたいでさむいし、それよりは神前式がいい。ちゃんと日本の神様に祈ってる感じがするから、とかを話した。


あと、びっくりしたのが、「子どもはいつ欲しいか」と聞かれたこと。彼はいつでもつくる気満々だけど、私は二人の新婚生活も楽しみたいから30歳くらいがいいと話した。そしたら彼は、「今度昇進試験に受かれば必ず異動になるし、そうじゃなくても必ず一度は離島や僻地で勤務しないといけないから、異動の希望はみ やこにしようか、その方が子育てしやすいでしょう?」と。驚きしかない。


しっかり今後を考えないと。結婚した自分を想像しないと。