河合隼雄さんが亡くなった。

冥福を祈ります。



友ちゃんの本棚から彼の著書「コンプレックス」を見つけて読んで興味を持ったのが最初で、その後にこころの処方箋、村上春樹河合隼雄に会いにいくを読んである時ウキウキペディアで彼のいろいろ(右傾化だとかこころのノート作成のこととかごにょごにょ)を知ってどん引きして、それ以来サッパリ彼の著書には手をつけていない。真実かどうか自分で調べて確かめようと思いつつ放置したままで、、


って、ぶつぶつ言ってもコンプレックスという彼の著書の面白さは事実で。自分の無意識の行動に疑問を持った時に、無意識とかユングとかに興味がある人に薦めたい一冊です。良書です。

コンプレックス (岩波新書)

コンプレックス (岩波新書)

内容(「BOOK」データベースより)
「コンプレックス」という言葉は日常的に用いられるが、その意味を正確に理解している人は少ない。それは、現代なお探険の可能性に満ちている未踏の領域、われわれの内界、無意識の世界の別名である。この言葉を最初に用いたユングの心理学にもとづいて、自我、ノイローゼ、夢、男性と女性、元型など、人間の深奥を解き明かす。