読了。

ぬるーい地獄の歩き方 (文春文庫)

ぬるーい地獄の歩き方 (文春文庫)

面白かった!
息抜きのコーヒー代わりとか、寝る5分前とかにちまちま読んだ。「甘えんじゃねえよ」とか言われそうな感じの、なかなか発言の機会を得られない負け組人生のぬるい地獄について、松尾スズキとどっかの大人が対談してます。どれも短くてパラパラと読めます。まさにぬるい地獄な話が読めます。40代のおじさんが失恋して乙女のように悲しみに暮れてます。 

不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 (文春新書)

不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 (文春新書)

まあまあ面白かった。人は、目先の小さな不幸を実現、具体化させて、大きな不幸を回避しようとする時がある、というメカニズム的なことが知れた。
んー、なんとなく内容に具が入っていように感じた。苺大福に苺が入ってないみたいな読後感。でも大福は美味しかったごちそうさまでした。この作者は気になるので他のも読んでみる。