昨日のガキ使の「おにぎり」は面白かったー!!193粒!

久々に一冊読みました。
前に、音楽聴いてもウルサイと感じて音楽をあまり聴いてなかったと書いたんですが、本も同じ様な感じでして、活字離れしてて、なんだか読書スランプ中なんですが久々に一冊読みました。
軽く読める、松本人志が見た映画の感想集の様なものです。
こんな風な映画の話を友人とするのは楽しくて好きです。

松本人志のシネマ坊主

松本人志のシネマ坊主

印象に残ったとこを引用して残しておきます。

グリーンマイル
「いい人間と悪い人間がはっきりしてる映画って、好きじゃないんですよ。人間って、ホントはそんなんじゃないですから。もっと複雑なもので、この映画みたいにはっきり善悪を分けてしまうのは、僕は好きじゃない。」
ミザリー
イカれてる人って、ホントにああなんですよ。全部おかしくなってるんじゃなくて、どこかまともなとこがある。で、普通の人かな、と思ってると急にテンションがあがって、おかしなことをする。」
この"イカれた人"の話でパッと頭に浮かんだのが映画レオンのゲイリー・オールドマン。あーゆー役を見ると私すっごい興奮してしまいます。ドキドキします。歓喜の声を上げそうになります。



PARTY7
「テレビの番組で、ものの大きさを表現するのに、よくタバコを一本横に置いて、大きさを比べてみるじゃないですか。笑いでも、あのタバコが絶対に必要なんです(中略)この映画の最大の欠点は、まともな人間が一人も出てこないことです。すると、最初はいいんですけど、すぐになんでもオッケーの世界になってしまって、そうなると、誰かがちょっと何か言ったところで意外性がないし、どんな奴が飛び出してきても、客はもう驚かないんですよ。だから、タバコの役割をする人間が何人かいて、普通の人に比べて、こんなに大きいんです、こんなに小さいんです、という笑わす軸がないと、つらいですね。」

ここ読んで、タバコでものの大きさを計る〜な例え話しを出してきたことに感激しました。