ゆっくりと鉛の様なぬかるみに足を取られているのが分かる。もがけばもがく程深く嵌まって身動きが取れなくなる。ただじっとしていても嵌まって行く。


考えろ。考えろ。考えろ。
信じるのではなく、考えろ。
明日こそは逃げずに電話をかける。正直に話そう。

五里霧中〜!」