最近ぼんやり考えているメモ

翻訳夜話//村上春樹柴田元幸
出席者A:「日本語を磨くために美しい文章を読みなさい」という教えが一般的にあって、私は、何かそういう考えはいやらしいなと思うし、美しい文章とか醜い文章とかではなく、ジャンルを問わずに、他人の言葉を体の中に常に入れるというのは必要じゃないかって...

柴田:いいか悪いかはまったく別として、僕はアッという間に影響されるんですよ。何かを読んで、そのあとに訳すと、読んだものが何となく反映される気がするんですね。さっき虫の居所で訳し方はいくらでも変わるといったけど、それと同じで、その前にどういう言葉に接していたかで変わるんだろうと思うんですよね。---どうせなら美しい日本語に接していたほうがいいだろうと思うんですね。---染まるから、とにかく。ときどき心配になる(笑)。P234 

トップランナー//千原ジュニア
観覧者の質問Q:おもしろいというのは才能それとも努力ですか?
千原ジュニア:そんなん難しいことわからんわ〜。わからんわ〜。なんやろ。でも、おもしろい人といる人と、おもしろくない人といる人、なら、おもしろい人といる人の方がおもしろくなるでしょうね。それが才能か努力かは僕にはわからないです。