29歳

誕生日の夜に彼からプロポーズの言葉とエンゲージリングをもらった。もらった、、、、、ということはあれかやっぱり受け入れた、ということで間違いないということになるのでしょうか。これから起こるであろうことをふわっと思ったりしながらびびっている。びびりまくっている。そして多分、夢見心地でもいるんだろう。シンジラレナイ。

エンゲージリングは、彼と彼の母親と妹さんの三人で選んでくれたものらしい。彼が二人に、「一緒に選んでほしい。食事おごるから」みたいなことを言って誘い、某県庁前のデパートへ行ったそう。彼が選らんだものに対して、二人はあーだこーだいろいろ言って大変だったと彼はやれやれみたいな顔をして話していた。その指輪は、控え目に言っても、今まで見たことがないくらいすてきな指輪だと思う。




覚えておきたいことだらけなので全部書いておこうと思う。きのうのこと。

ここ一カ月間の週末はだいたい兄姉夫婦の家にいたけど、昨日は家にいた。なぜかというと、お姉ちゃんが気をつかって、誕生日だからゆっくり彼氏とすごしてと。もともといつも通り姉宅へ遊びに行く予定で、そこへ夜勤明けの彼に迎えに来てもらう予定だったので、姉に、いいよ、来るよって言おうかと思ったんだけど、迷って、悪いなと思いながらもありがとうと言って家にいることにした。そのことを彼にメールで伝え家に迎えに来てもらい、予定通り回転寿司屋へ。彼氏から、誕生日どうしたいか、何を食べたいか、要望は叶えてあげる的なことを言われていて、まず料理はお寿司が食べたいと言った。そしたら彼がいいとこのお寿司屋へみたいな話しをしたので、私はそこはいやだと言って回転寿司になった。彼はホテルのコースディナーでもいいんじゃないかとか言ってたけど、私が寿司がいいなーってことで。お寿司はとてもおいしかった。それから、私が決めたケーキ屋さんへ行き、一番大きなケーキを買ってもらった。彼が、ケーキの半分はお姉ちゃんや姪っこもにあげれるように、ってことで大きいのにした。それからスーパーで買い物とかして家へ行き、いつものようにお酒を飲んだ。私は以前に職場の人からもらったシャンパンを開けた。ケーキも食べた。とてもおいしくて5秒くらいでワンカット食べて彼がびっくりしていた。

誕生日プレゼントに、私は去年と同じように、手紙がほしいと伝えていた。でも、今年は欲張りしてネックレスもほしいと言った。彼には千円くらいのやすいのでいいから、高い宝石屋さんに行ったりしないでよ。と念を押すように伝え、メインは手紙だからと。彼は「わかった」と。でも、この話しをした時、電話口で、彼は夜勤明けでお酒を飲んでいい感じに酔っていたので、手紙のことは前々から言ってたから覚えているかもしれないけど、ネックレスのことは忘れているかもしれないなーと軽い気持ちでいた。
二人でテレビでやってる映画みたりしながらくつろいでいたら、彼が、よし、じゃあ今度はプレゼントだ、とか言って電気を消してロウソクを付けるとか言い始めた。ロウソクの準備ができたら、私に待っててと言って一度煙草を吸いに行ってから、鞄を持ち外へ出て行った。私は、あ、花束かな?と思った。彼が花束のプレゼントとか恥ずかしくてできないとか話していたので、この日頑張ってくれたのかなとか。思ったよりちょっと時間かけて彼が部屋へ入ってきた。部屋はロウソクの明かりで照らされていた。彼は微笑んでいた。手紙を読み始めた。誕生日おめでとう、素敵な歳になる、と。それから、いつも言わないから、と、何度も大好きだと言ってくれた。出会ったころからずっと大好きだと言ってくれて、それだけでたまらなくうれしかった。そして彼が、ネックレスが入っているには大きいサイズの箱を渡した。あけてみると、真っ赤なリボンのジュエリーボックスだった。私は、あー、私がピアスや指輪を雑に置いてるから、これをプレゼントに選んでくれのかと思った。そしたら彼が「箱には何か入ってない?何も入っていない?」と言うので箱をひっくり返してみたりしたけど何もないので、何もないよ?あれ?とか言うと、じゃあこれ開けてみて、と白い箱を渡された。箱のサイズからみて、ネックレス?でも指輪ってこともありえるなーまさかなーと思いながら包装をほどきパカッと開けてみたらキラキラ光る指輪が入っていた。彼は相変わらず微笑んでいて、また手紙を読み始めた。大好きです、と。そして、「最後に一言」みたいなことを言いだした。私は慌てた。「待って!」と言った。指輪を見つめたり彼を見つめたりして、その最後の一言のことを想像したりして、慌てた。結構待ってもらった。でも他にどうしていいかわからず、座っていたソファーから立ちあっがって、彼の言葉を待った。ずっと一緒にいよう、みたいな言葉のあとに、「結婚しよう」と。彼は頭を下げた。私は「ありがとう」と言って顔を上げた彼に抱きついた。よくわからない気持ちでいっぱいだったけどとにかく抱きつきたかった。ぎゅーっとしてもらっているうちに自然と涙が出て、こういうの初めてだからどうしていいかわからないと言ったら彼が笑って、こんなことが何度もあったら大変だよと。


ふわふわしていた。ぼーっとしていた。すぐ電気をつけられるのが恥ずかしいみたいなことを言ったら彼が間接照明つければ?と言ったのでそれをつけたりして、話しをしたりしながら、彼が、指輪をつけないの?と言うので、付けてと言ってつけてもらった。彼は、去年の末からいろいろ考えていたんだと話した。場所はやっぱり、二人で過ごした時間の長いここ(私の部屋)がいいと思った、とか、2月に彼が研修を受けに某学校へ行ってたんだけど、そこで、みんなの前でやれやれと言われたことも話していた。その研修には私が仕事で関わった人もいて、その人のお姉さんがジュエリーショップで働いているからとそのお店を紹介してもらったのだそう。あと、ネックレスと私からリクエストがあった時にはすでに指輪を買っていたとのこと。指輪のギャランティーカードみたいなのを見たら2月10日とあった。私は彼にありがとうと言いながら、全然予想していなかったと話した。彼は、遅いくらいだよ、と言ったんだけど、私が何度もびっくりしたと話していたら、「早すぎたかな?」とちょっと不安そうに聞いてきたので、思いっきり首を横に振った。


それから彼はいつもより早いペースで焼酎を飲みはじめて、大丈夫かと聞いたら「(プロポーズ)される人も大変だと思うけど、するほうもいろいろ大変で」みたいなことで解放感からか酒がすすむらしい。彼は気づいたらコテッと寝ていた。私はぼーっとしたままで、散歩に行きたい気分だったけどできないので、ベランダにいてまたぼーっとしていた。友達にこのことを聞いてほしくて、誰に聞いてもらおうかといろんな友達のことを思っていたら、プロポーズ前に受信していた誕生日祝いのメールの返事をしていない友達が一人いて、その返事と一緒にこのことを話してしまった。よくわかってない、と。そしたら友人が、私も嬉しくなった!ありがとう!みたいなことを送ってきてくれた。それでもずっとそわそわしていて、もう0時過ぎていたので、地元の友達にメールで起きてる?と下ネタも入れたりしてメールした。返事はなかった。

それから彼の横で寝ようと思うんだけど、眠れる気が全くしなかった。ぼーっとしたままだった。指輪は外して箱にいれておいた。

翌朝、彼は何度か先に眠ってごめんと謝っていた。それから、指輪つけないの?と言われ、指輪をつけて彼とバイバイして出勤した。

...今気付いた。私の言動に思いやりがない。






んーーーーーーーーーーーーーーーー。

結婚かーーーーーーーーーーーーーーー!