いつのまにか二月。二十日後には兄ちゃんの誕生日。そのまた二十日後には父ちゃんの誕生日で、その十日後には私の誕生日がやってくる。風邪をひいてる時はほんと家に帰りたくなるである。電話したいけどなんだか泣きそうな感じがするのでやめる。母親は私が11時頃まで働いていると知るとその時間まで寝ずに起きているらしかったり、瞳が東京へいって〇〇日経つね、とかいうメールを送ってくるような親なので、風邪ひいてるとしったら可哀相な感じになることを知っている。親離れも子離れもできていないである。親というのは大変だろうと思う。自分の分身の様な存在の人間が、自分の意思とは関係なくあちこち動きまわるのだから。
最近ふと思い出したのだが小さい頃、母親にこんな意地悪な質問をした。家族でゴロゴロテレビを見ているとき「もし、お父さんと瞳が海で溺れてて、一人しか助けられないとしたらどっちを助ける?」、困ったような顔して笑いながら「もちろん瞳を助けるさー」と母親は言った。本当にそうするだろうとなんとなく思う。なんというか、今ではそーゆーのを感じる。怖いなとすら思うくらい。自分の命も簡単に投げ出すだろうと思う。そーゆー、母親の子供にたいする思いのようなものを、一つ前のブログに書いた大橋仁さんの「いま」という写真集を見てほんのすこし理解できる、というか、納得できる気がした。圧倒的なものがあの写真集にはあった。言葉じゃ感じれない圧倒的なものがあった。
それにしても、熱は下がったものの下痢がトマラナーイ☆妊娠してるかっつーくらいお腹はってるし。餃子は食べてないんだけどな。