約3ヵ月ぶりに更新します。

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記憶、何かの折に思い出したりしないといつの間にかなくなっていく。

友達がわくわくした顔をして「ねえあの時のこと覚えてる?」って言ってあの時のことを話すんだけど、いまいちピンとこない私はそんなことあったんだ?と言って平謝りをして「ひどい」と言われた。確かにひどいことをしたと思った、それからなんだか奇妙な感じがした。記憶はそういうものだとして、自然と流していくのもいいかと思っていたけど、その時それはちょっと嫌だと思った。二人の間であったことを、片方が忘れたとして、その記憶はずっと共有されることはなく、一人の中だけにある。

ふとした時に何かとリンクして思い出される記憶。それを書き留めていけたらと思う。

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写真というのはその点、とてもはっきりしていると思う。

昔の写真を見返して、「あれこんなだっけ?」と自分の記憶と写真が写したものにギャップを感じることがある。それはなんというか、好きな小説が映画化されてそれを見てがっかりした時の感じに似て、ないよねー。