大阪と京都

大阪に住む友人の誕生日をサプライズで祝おうと、先週夜行バスに乗り大阪へ行ってきた。
友人が朝目覚めたら、東京に居るはずの私たちが彼女の部屋に居るという誕生日ミラクルを起こすことに成功。
2年ぶりに会う大好きな人。「久しぶり!」という言葉ではなく「懐かしい!」という言葉がでてきていた。ほんの少しでも今の彼女と会えてよかった。私とてもうれしい!述語をふっ飛ばすほどうれしい!ですが、せつなさもあった。違うな、せつないという言葉では足りなくてうんと悲しかった。彼女の言をちょっと借りてサンプリングして書くと、「お互い毎日会わなくなってから、もう7年たった。」ということ。会うということが日常ではなく、非日常になっていってること。思い出話をしようとしたって、記憶は少しずつ薄れていってるのがわかる。でもそんな中にも変わらないものを彼女の中に見つけたり、前向きにいろんな人と関わりながら考えながら進んでいるんだろう姿も想像できて。私はこのままじゃいけないと自覚し、背中を押された気持になった。

そして、お別れがもうほんと苦手だ。絶対ぶっさいくできっちゃない顔になるし。とにかくあの場が苦手だ。出来るなら買い物中にでもふらっといなくなって、電話で「そういえば今バスの中なの!もう家に帰るの!バイバイまたね!」っていう感じでフェイドアウトしたい。でもそれはそれでひっかかるのでやめます。

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京都観光もしてきた。
行った場所は清水寺伏見稲荷
清水寺では胎内めぐり(詳しくはリンク先を見てみて!胎内はまるで防空壕の中!http://www.kiyomizudera.or.jp/tainai.html)をして御本尊を拝み、清水の舞台から京都タワーを眺め、お団子や八橋や栗をつまみ食い。それから清水寺へ向かう途中にあった有喜そばもとてもおいしかった。(http://www.ukiya.co.jp/top_sozai/top.htm)有喜そばは、納豆と生卵をかき混ぜたものが蕎麦の上にのっているもので、これがふわふわして蕎麦とよくからんでおいしいおいしい。
伏見稲荷大社では想像を裏切らない、鳥居だらけの絶景を見ることができた。シーサーじゃなくてキツネがいた!
旅はいいです。友人との旅もいい。
発案者の友人の彼と、友人と、誘いに乗った友人に、ありがとう。