仕事終わりに先輩とビレバンに行き、うろちょろしていた時。本が置かれたコーナーに行って太宰の本を見つけ、「太宰治は面白いですよね」という様な事を私が言ったら、「そうなんだ、読んだことない、私作者で本を選ばないから。」という様な事を言われ自分でも驚く程に無性にカッチーンときた。なんでカッチーンときたか考えてみると理由は明白で情けないもので。それは図星だったからだとかそんな単純な理由ではない。

好きだと思う人達がいる。だけど私はその人達とは違いすぎる。正直に、それと本当に自分の頭で考えるということが全く足りてないのだ。感性は歳を重ねる毎に鈍っていってる気がする。感性って言葉、自分で書いてて笑っちまうのでした。